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道内最大クラスター”茨戸アカシア”対策本部が解散

新型コロナウイルスによる道内最大のクラスターが発生した札幌の「茨戸アカシアハイツ」。設置されていた市の現地対策本部が解散しました。
一時、40人以上の陽性患者が施設内での治療を余儀なくされた茨戸アカシアハイツでは、札幌市が先月16日に現地対策本部を置き入院先の調整などにあたっていました。
施設に残る入所者全員が陰性となり、内部の清掃も終わったため市は22日、対策本部を解散しました。
施設では入所者と職員92人が感染し、17人が死亡しています。
運営法人・札幌恵友会宮坂勝文理事長:「これから遺族に心からお礼を申し上げ、ご挨拶に回ろうと思っている。
非常に心が痛く心よりお悔やみ申し上げる」。
現在も7人の陽性患者が入院していることから、市はすべての入所者が陰性になり施設に戻るまで医師の派遣などを続ける方針です。