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「自粛解除」マチの人出徐々に 観光業にも動き

道内と道外や札幌と他のマチとの移動自粛要請が解除され、各地で人出が戻り始めています。 飛行機北海道の空の玄関口、新千歳空港。再び人が動き始めました。 東京からの観光客「2泊3日でゴルフの予定。やっと外に出られる」 大阪へ出張「ちょっとずつ昔の形に戻っていけるのかな」 北海道新幹線は車内販売などのサービスを再開。 新青森・新函館北斗間で運休している列車についても来月から運行を再開します。 福島へ行く人「息子のところに2月に孫ができて、見に行ってくる。待ちました」 札幌の大通公園では、噴水が再稼働しました。 とうきびの販売員「公園には噴水が一番」 観光業界も動き出しています。札幌・定山渓の「ホテル鹿の湯 花もみじ」は19日から通常営業を再開しました。 新型コロナウイルスの影響からか、個室の露天風呂がついた部屋が人気です。 19日も20日もほぼ満室で、多くが道内からの客だということです。 恵庭からの客「いままで自粛していた分来てみようと。ストレスがたまっていましたからね」 ホテル鹿の湯 花もみじ 菊田俊郎支配人「予約が非常に多い。 標準料金よりも2000~3000円値引いた平日限定プランもある」 一方、帯広空港ではユニークなおもてなしが。 駐機場で出発便を見送った地上スタッフが、ライブカメラの前に移動し、大きなボードを使って「じゃんけん」を生配信しています。 相手はインターネットでつながる視聴者です。 日本航空は1日4往復あった帯広-羽田便が1日1往復に。スタッフ総出で行う飛行機の見送りも今は1日1回だけ。 おもてなしの機会が減る中、多くの人とのつながりを広げようと考えたのがこの企画です。 日本航空帯広空港所 関口昌利さん「(配信サイトの)チャットの書き込みも増えているので反応はいい。 それが我々の励みになっている」 このじゃんけんを楽しみにしている人も多く、18日の視聴者数は450人を超えました。 じゃんけん企画は毎日午後3時半すぎに行われています。 日本航空帯広空港所 岡坂めぐみさん「カウンターで客を受けるのが第一の仕事なので、 (じゃんけん企画は)できる限り続けたい」