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コロナ最新情報、オリンピック

東京都 新型コロナ 907人感染確認 900人超は5月1日以来

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東京都は、7日午後3時時点の速報値で都内で新たに907人が
新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
900人を超えるのは5月1日以来です。
都によりますと新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女合わせて907人です。
900人を超えるのは5月1日以来で、1週間前の金曜日から209人増えましたが
7日までの7日間平均は766.4人と前の週の99.1%となりました。
7日の907人の年代別
▼10歳未満が36人
▼10代が54人
▼20代が227人
▼30代が189人
▼40代が161人
▼50代が129人
▼60代が48人
▼70代が31人
▼80代が26人
▼90代が6人です。
これで都内で感染が確認されたのは14万4441人になりました。
一方、都の基準で集計した7日時点の重症の患者は6日から3人減って69人でした。


新型コロナウイルス、世界の感染者1億5465万人超 死者337万人

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2019年12月に中国で最初の症例が確認されて以来、210を超える国・地域で感染が報告されている。
以下は0400GMT(日本時間午後1時)時点で報告された症例が多い50カ国。
COUNTRIES AND TOTAL CONFIRMED DEATHS PER 10,000
TERRITORIES DEATHS CASES INHABITANTS
United States 578,751 32,583,009 17.72
India 226,188 20,665,148 1.67
Brazil 411,588 14,856,888 19.65
France 105,631 5,706,378 15.77
Turkey 41,883 4,955,594 5.09
Russia 251,369 4,847,489 17.4
United Kingdom 127,570 4,425,940 19.19
Italy 122,005 4,070,400 20.19
Spain 78,566 3,551,262 16.79
Germany 83,953 3,459,822 10.13
Argentina 65,204 3,047,417 14.65
Colombia 75,627 2,919,805 15.23
Poland 68,482 2,811,951 18.03
Iran 73,568 2,591,609 8.99
Mexico 217,740 2,352,964 17.25
Ukraine 45,077 2,091,086 10.1
Peru 62,674 1,818,689 19.21
Indonesia 46,349 1,691,658 1.73
Czech Republic 29,479 1,639,248 27.73
South Africa 54,557 1,588,221 9.44
Netherlands 17,245 1,531,800 10.01
Canada 24,396 1,249,950 6.58
Chile 26,696 1,219,013 14.25
Iraq 15,640 1,091,954 4.07
Philippines 17,800 1,073,555 1.67
Romania 28,616 1,060,895 14.7
Belgium 24,367 999,627 21.31
Sweden 14,091 988,554 13.85
Pakistan 18,429 841,636 0.87
Israel 6,369 838,739 7.17
Portugal 16,983 838,102 16.51
Hungary 28,173 785,967 28.82
Bangladesh 11,755 767,338 0.73
Jordan 8,988 716,923 9.03
Serbia 6,478 695,875 9.28
Switzerland 10,069 667,380 11.83
Austria 10,311 626,239 11.66
Japan 10,560 618,334 0.83
Lebanon 7,390 530,217 10.79
United Arab Emirates 1,601 529,220 1.66
Morocco 9,043 512,656 2.51
Malaysia 1,591 424,376 0.5
Saudi Arabia 7,018 422,316 2.08
Bulgaria 16,773 407,827 23.88
Ecuador 18,863 391,242 11.04
Slovakia 11,886 384,317 21.82
Panama 6,248 365,619 14.96
Belarus 2,592 363,732 2.73
Nepal 3,475 359,610 1.24
Greece 10,764 352,027 10.03


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オリンピックは再延期か中止を

初の1年延期を経て、東京オリンピックの開会式まで90日を切った。
一方で、新型コロナウイルス感染症拡大が再燃している。
政府は25日、東京や大阪をはじめとする4都府県に3度目の緊急事態宣言を発出した。
特に、イギリス型やブラジル型、南アフリカ型、インド型等の変異株拡大に警戒を強めている。
共同通信が4月に実施したオリンピックについての世論調査によると
再延期を望む声が32.8%、中止が39.2%と、国民の72.0%が今夏の開催を望んでいないことが明らかになった。
今夏のオリンピックは、延期あるいは中止すべきだ。
今夏開催を取りやめるべき理由はただ一つ。訪日外国人の激増だ。
100万人規模の観光客受け入れは断念した。
しかし、選手およそ1万5000人に加え、各国の役員や要人、報道関係者などが大挙して東京にやってくる。
その数は、最大で9万人。当然、出国時の陰性証明を求めたり
来日後の2週間の隔離や期間中に頻繁な検査を行ったりと、さまざまな対策を打つとされている。
とはいえ、これまで我々が経験してきたように、感染者の入国と、入国者からの感染拡大を100%止めることはできないだろう。
最も大きな問題は変異株だ。開催を強行すれば、世界中から東京に変異株を集めてどうなるのか。
壮大で愚かな人体実験をすることにもなりかねない。
昨年秋、陽性者の増加が落ち着きを見せ始めたことで、政府は9月から入国制限の段階的な緩和を実施した。
しかし、入国者が増えるごとに陽性者と死者数も増増加してきた。
8月までは146カ国からの入国を拒否していたが、9月に一時帰国していた留学生の再入国を認めたのを皮切りに
9月に五つの国と地域との間で企業の駐在員などの往来を再開。10月には、全世界を対象に厳しい制限は解除した。
しかし、12月にはイギリス型の変異株対策でイギリスからの入国拒否が始まり、再び全世界からの新規入国を停止した。
訪日外国人の数は、入国緩和とともに拡大し
10月に2万7000人、11月に5万7000人、12月におよそ5万9000人の外国人が日本を訪れた。
訪日外国人の数と、陽性者数、死者数には強い相関があるのではないかと疑われる。
陽性者、死者が急増した年末年始、多くの国民が不安な時を過ごした。
ピークの1月には、陽性者数が15万4000人、死者が2500人を数えた。
この急拡大の要因が全て訪日外国人によるものとはいえない。
しかし、増加のタイミングとピークの高さを見ると、偶然の一致とはいい切れない。
12月は、8月に比べ5万人の訪日外国人が増加した影響が少なからずあるだろう。
さて、オリンピックだ。この6月から7月にかけ、9万人の外国人が訪れるとすれば、年末年始の倍近いインパクトが懸念される。
しかも、オリンピックに参加する206カ国から、どれだけの変異株が集まるのだろう。
これまで先進国の中では比較的小さな被害で済んできた日本とはいえ、あまりにもリスクが高すぎる。
今夏のオリンピック・パラリンピックは延期または中止すべきだ。東京を変異株の見本市会場にしてはならない。


池江さん、五輪出場を辞退して

一方で、東京五輪の中止を求める声は“現場”に向けられようとしている。
実際に競技に参加するアスリートだ。
急性リンパ性白血病から劇的な復帰を果たし、見事に競泳メドレーリレー代表内定を勝ち取った池江璃花子選手。
組織員会や大会スポンサー、大手広告代理店ら携わる関係者から
“東京五輪の象徴”としての期待を一身に受ける彼女だが、そのツイッターには応援する声のほかに
《池江璃花子さん、オリンピック出場を辞退していただけませんか? 人の命より大事な夢などありません。
このまま選手として参加したら、コロナで多くの人を死なせた東京オリンピックにあなたも加担したことになります》
《池江選手ほどの実力があり、影響力のある選手だからこそ、「今の状況のオリンピックには出ない」という決断をして欲しいと思います。
そんな池江選手に、他の選手達も続くでしょう》
《子どもの運動会が無くなった、修学旅行も無くなった、部活動もできないと聞いてもオリンピックは必要だと思いますか?》
池江選手に「辞退」を求め、中止に向けて声を上げるように訴えるリプライがつけられているのだ。
いずれも緊急事態宣言発令後の4月下旬から5月上旬にかけて投稿されたもので
ほかにも同じく競泳の瀬戸大也選手や、陸上競技の新谷仁美選手ら特にメディア露出の多い
有名アスリートに同様の声が投げかけられている。

五輪競技を取材するスポーツジャーナリストは「アスリートを責めるのはやめてほしい」と擁護する。
「それこそ大半の選手がスポーツに人生をかけています。
記録も去ることながら、結果を出すことは彼らの生活にも直結するわけで
特に東京五輪という“晴れ舞台”でメダルを狙える選手、全盛期を迎えている選手は是が非でも出場したいのが本音でしょう。
アスリートにとって、五輪でのメダル獲得は人生における大きな目標であることは理解してほしい」
また引退後は“元オリンピアン”、“元メダリスト”という肩書きで
国や公共団体、また組織委員会などが主催するスポーツイベントにも呼ばれることもある。
さらにタレントやキャスターへの転身を考えているのならば
スポンサーや広告代理店の意に反することはできないといった事情もある。
「それにマイナースポーツの場合、五輪は競技発展の場でもあります。
そこで出場選手が辞退や中止などと“声が上げた”とすれば、他の選手や所属する連盟にも迷惑がかかるおそれがある。
ある種、閉鎖的な世界で生きているのも事実で、アスリート自らが辞退を申し出るにはあまりにもリスクが大きい。
彼らも非常に弱い立場にいるのです。
そういう意味では、彼らも、のらりくらりと対応を先伸ばして責任をなすりつけようとする政治家たちの犠牲者。
批判の矛先まで“アスリートファースト”にはしないでほしいですよ」
五輪が開催する方向で進んでいる今、アスリートたちができるのは本番で100%のパフォーマンスを披露し
国民に勇気と元気を与えるために粛々と準備を整えることだけだ。