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夜間外出禁止など全国一律の強い規制策が初導入/ミュンヘンのオクトーバーフェストが昨年に続き2年連続で開催中止

夜間外出禁止など全国一律の強い規制策が初導入


ドイツの首都ベルリンを含む大半の地域で24日、新型コロナウイルスの第3波抑え込みに向け
夜間外出禁止など全国一律の強い規制策が初導入された。
ドイツでは1日の新規感染者が2万人を超す日が続き被害は深刻だが
連邦制のため州によって対応に濃淡があり、メルケル首相が統一的な方策を求めていた。

夜間外出禁止は隣国のフランス、オランダ、ベルギーなどでも導入された。
強い規制策は「緊急ブレーキ」と称され、過去7日間のうち
人口10万人当たり100人以上の新規感染者が3日連続で出た地域に適用される。
保健当局によると、全国412地域の約8割が対象。


ミュンヘンのオクトーバーフェストが昨年に続き2年連続で開催中止


世界中のビール愛好家が集まるドイツ南部ミュンヘンのオクトーバーフェストが昨年に続き2年連続で開催されないことになった。
地元バイエルン州のゼーダー州首相が3日、明らかにした。
新型コロナウイルスの感染がまだ十分に抑えられておらず、感染拡大を招くリスクが避けられないと判断した。

ドイツのミュンヘンで毎年秋に開かれるオクトーバーフェストは世界中から600万人が集まる大規模イベントだ。
巨大なテントの中に並べられた長テーブルでビール好きが身を寄せ合い
大声で話し、時には歌いながらマースと呼ばれる1リットルのジョッキを傾ける。
オクトーバーフェストは約200年の歴史がある。
第2次大戦中などには開かれなかったこともあるが
2019年までは約70年開催し続けてきた。
12億ユーロ強(約1600億円)の経済効果があるイベントの中止は地元経済にとっても大きな痛手となる。
感染の第3波が直撃しているドイツだが、少なくとも1回ワクチンを接種した人の割合は3割近くに増えている。
夏の終わりまでに希望する全員が接種できることを目指しているが、それでもリスクは残ると判断した。
オクトーバーフェストの中止は、コロナ前の世界を取り戻すまでの道のりが長く険しいことを示している。